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燻製カルローズ米の海鮮王冠香りサラダ仕立て ガーリックドレッシング

燻製カルローズ米の海鮮王冠香りサラダ仕立て ガーリックドレッシング

プロのシェフの方を対象とした、第1回「カルローズ」料理コンテスト2013の入賞レシピです。
小室 雄亮シェフ(グランドハイアット東京ホテル/中国料理チャイナルーム)の作品です。

材料分量:4人分

A

  • ピーナッツ油5g

  • ボタン海老40g

  • スズキ40g

  • ホタテ40g

  • カニ40g

B

  • カルローズ250g

  • ジャスミン茶200g

  • エビの卵3g

  • 干しエビ5g

  • ザーサイ(みじん切り)10g

  • シャンツァイ(パクチー)5g

C

  • 空豆10g

  • たけのこ(水煮)50g

  • ヤングコーン(生)40g

  • マコモダケ40g

D

  • 松の実、くこの実

  • 万能ネギ、エシャロット、ピーナッツ(各みじん切り)

  • ワンタンの皮(揚げたもの)

E

  • ラディッシュ

  • エンダイブ

  • プチトマト

  • シャンツァイ(パクチー)

  • イクラ(醤油漬け)

<ガーリック醤油>

  • うす口醤油、紹興酒、上白糖、酢

  • チキンパウダー

  • にんにく(みじん切り)

  • コショウ

  • ピーナッツ油

  • ニンニクスライス

作り方

  • 1.

    Aの生食用の魚介に塩をふり、10分おく。水分が出てきたらペーパーで拭き取り、ジャスミン茶葉で燻製し、熱が入りすぎないように、氷水に落とし、冷めたら一口大に切る。

  • 2.

    鍋にBのパクチー、干しエビ、ザーサイ、エビの卵を炒り焼きし、香りを出す。あらかじめ分量のお湯を入れたジャスミン茶を鍋に入れ沸かす。

  • 3.

    沸かした2を洗った米の入った土鍋に入れ、15分中火で炊き、10分蒸らし、バットに移し、ジャスミンの茶葉で燻製をかけ、香りを米につける。冷ましておく。

  • 4.

    冷めた3にピーナッツ油を少量入れ、混ぜる。

  • 5.

    Cのたけのこ、ヤングコーン、マコモダケは、油で揚げ、空豆はボイルして冷ます。

  • 6.

    ガーリック醤油の材料をすべて混ぜ合わせ、冷やしておく。

  • 7.

    セルクルに燻製した混ぜご飯を詰め、その上にピーナッツ油をまぶした魚介類とEのサラダ野菜、イクラをキレイに盛りつける。

  • 8.

    ライスのまわりにDのトッピング材料を飾る。

  • 9.

    ガーリック醤油をまわしかけ、混ぜて召し上がる。

【シェフのコメント】
香りや味を吸収しやすい特長を持つカルローズ米ということで、「香り」を楽しむというコンセプトで作りました。
まず米をジャスミン茶の香りと干しエビのうま味を閉じ込める「土鍋」で炊き込み、米にも燻製をかけることで、「香り」の一体感を出しました。
魚介類に燻製をかけた後、ピーナッツ油を少量まぶす事で、いぶした香りが強くなり過ぎず、後味にアクセントがつきます。
野菜と魚介類だけでは食感が物足りないので、歯ごたえのあるたけのこ、ヤングコーン、マコモダケを入れ、ピーナッツ、揚げたワンタンの皮、エシャロットと混ぜ合わせることで、食感のシャキシャキ、パリパリ感をつけました。
米と海鮮に燻製をかけることで、口の中に入れた時の「香り」の一体感が増し、カルローズ米の特製を活かす一品になりました。
カルローズの基本の調理法カルローズの基本の調理法