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現代風ひつまぶし

現代風ひつまぶし

及川 健一氏(XEX東京 Salvatore Cuomo Bros.)考案のメニュー。「第2回カルローズメニューアイディアコンテスト2025」プロフェッショナル部門の最優秀賞レシピです。
カルローズの素材力を活かした赤ワインのリゾットを、パエリアにヒントを得て焼きリゾットにし、イタリア風のかば焼きにした鰻と、出汁、実山椒のラビゴットソースとともに食します。多国籍な味わい、技法で郷土料理に新しい形をつくった一品です。

材料分量:2人分

  • カルローズ100g

  • ブレンドオイル10g

  • エシャロット10g

  • ドルチェットダルバ(他の赤ワインでも可)150g

  • ルビーポルト75g

  • 2g

  • ブラックペッパーミルで5振り

  • バター10g

  • パルミジャーノ10g

かえしヴィンコット(作りやすい量)

  • ヴィンコット40g

  • コラトゥーラ20g

ラビゴットソース(作りやすい量)

  • エシャロット5g

  • 茗荷5g

  • 胡瓜20g

  • 赤ワインビネガー15g

  • 蜂蜜5g

  • 0.8g

  • 太白ごま油7.5g

  • 実山椒(下処理済のもの)2.5g

鰻の蒲焼き

  • 鰻開き(アラ、肝付き)90g

鰻出汁(作りやすい量)

  • 鰻のアラ、肝1尾分

  • 羅臼昆布5g

  • 300g

  • 鰹節5g

  • 玉葱1.2g

  • 1.5g

  • 葛粉5g

仕上げ

  • エキストラバージンオリーブオイル4g

  • アマランサス4本

  • 木の芽4枚

作り方

  • 1.

    エシャロットをアッシェしブレンドオイルで中~弱火で炒める。香りが出てきたらカルローズを加えオイルを絡めるように炒める。

  • 2.

    1の表面が熱くなったらワイン、塩を加える。沸騰したら火を弱めて軽く沸いている状態をキープし17分半ほど炊く。途中かき混ぜ水分が足らなければ水(分量外)を足す。

  • 3.

    2の硬さが良く、液体がほとんどない状態になればブラックペッパー、バター、削ったパルミジャーノを加え火を消してしっかり混ぜる。

  • 4.

    ステンレスの浅型バットに3をあけ、パレット等でバットの擦り切りの高さになる様にならし、クッキングシートを被せ上下を氷をかましたバットにあて冷蔵庫で急冷する。

  • 5.

    4がしっかり固まったら50×55mmのセルクルで型を抜く。

鰻出汁

  • 1.

    羅臼昆布、水を鍋に入れ戻しておく。

  • 2.

    鰻のアラは適当な大きさにカットし、肝と一緒に5分ほど流水して血を抜く。

  • 3.

    2の水気を拭きクッキングシートを敷いたバットにのせ、塩、ブレンドオイル(各少量、分量外)をかける。220度湿度0風3のコンベクションオーブンで10~15分香ばしく焼く。

  • 4.

    31に加えて火にかけ、沸かないくらいの火加減で15分煮出す。

  • 5.

    4の火を強め沸騰直前で昆布をあげ、沸き始めたら鰹節、玉露を加えて火を消し蓋をする。3分おきペーパーをかましたシノワでパッセする。

  • 6.

    5を再度火にかけ塩を加える。葛粉を同量の水で溶き加えてとろみをつける。

鰻処理

  • 1.

    鰻の皮面を湯引きしてぬめりを落とす。串を打ち直火で皮面を香ばしく焼き、氷水に落として急冷する。

  • 2.

    1の串を抜いて水気を拭きクッキングシートを敷いたバットにのせる。その上にクッキングシートを被せ、同じサイズのバットをのせ軽くプレスした状態で98℃風4のスチームコンベクションで15分蒸す。

かえしヴィンコット

  • 1.

    ヴィンコットとコラトゥーラを混ぜる。

ラビゴットソース

  • 1.

    エシャロットと茗荷、実山椒はアッシェにし、胡瓜は3mm角のコンカッセにする。

  • 2.

    太白ごま油以外の材料を合わせ、その後太白ごま油を少しずつ加えながら混ぜる。

盛り付け

  • 1.

    鰻の皮面と型を抜いたリゾットの上下に小麦粉を薄くつけ、フライパンでカリッと香ばしく焼く。焼いたリゾットは230度のオーブンで3分温める。

  • 2.

    焼いた鰻にかえしヴィンコットを塗り、サラマンダー強火で近めにして焦がすように皮面→身→皮面と繰り返し3回焼く。1人前を3等分にカットする。

  • 3.

    鰻出汁を40g温めエキストラバージオリーブオイルを加えてソースポットに入れる。

  • 4.

    お皿に焼きリゾットを盛りその上に鰻をのせる。鰻の上にラビコットソースを4gのせ周りにアマランサスと木の芽を飾り完成。お好みのタイミングで3を20g注ぐ。

■第2回カルローズ メニューアイディアコンテスト2025
https://www.usarice-jp.com/activity/pro_contest/2025/
「世界の味×創造力 広がるおコメ料理の可能性」がテーマのコンテスト。
カルローズの基本の調理法カルローズの基本の調理法